吉原信貴

NOBUTAKA YOSHIHARA

  • 常務取締役

先代の遺言から不動建装へ

世間話のような会話の中で、先代社長から「息子を頼む」と言われたんです。話しをして、1週間後くらいに亡くなったので驚きましたね。私自身、この業界は長かったので、しばらくして、不動建装に入社しました。

軽天業界のあらゆる仕事を網羅

図面の積算、見積、金額交渉などを担当。複数の現場が動いているので能力に応じた人員配置や工程監理、さらには下請け業者さんへの仕事の割り振りなども行っています。

大切なのは、工期通りに工事を進めること。会社として利益を残し、分配するためには、要求通りのものを作り、工期を守らなければなりません。一つの現場には多くの人が関わっています。正直なところ、全員が笑顔になれる仕事は少ないんです。ですが、誰かが泣くような仕事では次はありません。好かれすぎてもダメ、嫌われすぎてもダメ。長年の経験を生かし、それぞれの妥協点を見出す役回りですね(笑)。

自己満足な仕事は仕事ではない

私は、お金につながらない仕事に納得しないようにしています。お金になってはじめて仕事と呼べる。例えば、1日に100件電話して1件もアポがとれていないなら、それは仕事とは言えません。

言葉は悪いですが、がんばる必要はないと思っています(笑)。がんばらなくて儲かるのが理想ですね。結果が伴わなければ、意味がない。1件の仕事のために、どれだけ準備してきたのかがすべてです。

仕事の省力化と優秀な人材を確保

うちの仕事は図面ありきです。設計図通りにモノを作って、それを商品として出す。きちんと商品を納品するだけでなく、効率化・省力化をしていかなければ利益は残りません。

大企業はコロナ禍でも内部留保のお金で何とかやりくりしていますが、中小企業はそんな体力もありません。それに耐えうるためには、省力化なりコンパクト化が必須でしょう。

しかし、規模を大きくしていくには、人材の確保と育成も必要です。前向きに捉えるなら、このタイミングで優秀な人材を迎えられたらと思っています。

資格取得を支援、独立志向も応援

不動建装の武器は、技術と人材です。職人の高齢化と次の世代が育っていないことへの危機感はあります。

技術を身に付けるには、少々の時間がかかる仕事です。さらに独立志向の若者は、少し仕事を覚えたら会社を辞めてしまうことも。しかし、現場のお金の流れや業者間のつながり、交渉などを勉強する前に、独立するとトラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。しっかり勉強して、仕事上でもいい関係が築けるような独立なら、会社として応援したいと考えています。

独立したいと思っているなら、なおさら、内装仕上げ施工職種1級技能士や登録内装仕上工事基幹技能者、フォークリフト・玉掛免許など、業界で役立つ資格を取得し、自分で工夫して工事ができるところまで技術を身に付けてほしいですね。

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